2007年7月19日(木)「しんぶん赤旗」
中越沖地震
「なんとか力貸して」
志位委員長に要望
「避難所は眠れなくてたいへんですが、頑張りますので、共産党も頑張ってください」
日本共産党の志位和夫委員長が十八日、被災者の見舞いに訪れた柏崎市の柏崎小学校。被災者からはさまざまな要望が寄せられました。
志位委員長は「お体はどうですか。何かご要望は?」と声をかけながら避難生活の様子を聞きました。
被災者の避難所となっている同校では、昨夜も百八十人が慣れない避難生活を送りました。十七日には被災者用の簡易浴場も設置され、順番で入浴した被災者にはいくぶんほっとした様子もみられます。
それでも、足が弱いので洋式の仮設トイレを望むお年寄りや、夜の蒸し暑さで眠れないなど避難生活の改善を望む声が多数寄せられました。
市内西港町で被災した女性(84)は、「いま親せきが自宅の中を片付けてくれています。水や電気が早く通れば帰れるのですが…。でも避難所には全壊で帰れない人もたくさんいます。なんとか力を貸していただきたいです」と話しました。
志位委員長は握手しながら被災者の間を回り、「お体に気をつけて。早くもとの生活を取り戻せるように、私たちも全力で頑張ります」と言葉をかけていました。