2007年7月28日(土)「しんぶん赤旗」
中越沖地震
9市町村に救援募金
日本共産党 一次分1200万円渡す
新潟県中越沖地震で、日本共産党新潟県委員会は二十七日、救援募金の第一次分として総額千二百万円(前日の県渡し分は別)を被災した九市町村に渡しました。一番被害が大きい柏崎市には、現地の被災者相談センターに常駐している林通文幹部会委員、竹島良子県議、持田繁義、片山康夫、宮崎孝司の各市議が出向き、会田洋市長に五百万円を渡しました。
林氏は、被災したお見舞いを述べ、十八日に志位和夫委員長が現地入りした際、車の渋滞で面会できなかったことをおわびしました。当日、志位委員長が避難所を回ったりした様子を紹介した「しんぶん赤旗」の記事や日本共産党が独自に作成した被災者が活用できる制度を紹介したパンフレットも渡し、日本共産党は自治体も被災者との立場で、いっしょになって救援・復興で尽力していくことを伝えました。
会田市長は「大切に使わせてもらいます。損壊家屋と高齢者の問題がセットになっており、救済課題です。国の支援制度は使い勝手が悪いとの意見が出ているので、私たちも要請にいくつもりです。全国の災害につながる問題でもあるので、国にきっちり支援してもらえるようにしたい。皆さんからも中越大震災の経験を聞かせてもらいながらやっていきたい」と述べました。
柏崎市のほか、長岡市、上越市、小千谷市、三条市、見附市、燕市、出雲崎町、刈羽村にも救援募金を届けました。
■関連キーワード