2007年8月3日(金)「しんぶん赤旗」

中越沖地震

ボランティア募集

党新潟県委と被災者センター 6日から“ご用聞き”


 二万五千棟にものぼる大きな住宅被害を出した新潟県中越沖地震から間もなく三週間がたちます。柏崎市などの被災地では、電気や水道は復旧したものの、都市ガスは二万三千戸で止まったまま。いまなお千三百五十人が避難所生活を余儀なくされています。

 こうしたなか日本共産党新潟県委員会は、震災直後から被災者支援の相談活動を続けてきた「日本共産党中越沖地震被災者相談センター」とともに、被災一カ月を前に被災者の要求を集中的に聞き取る「ご用聞きボランティア」活動を計画。県内と全国の党員、支持者にボランティアでの参加を呼びかけています。

 仮設住宅への入居をはじめ、生活復興にむけたとりくみを進めている被災者にとって、住宅再建が大きな課題ですが、国の被災者生活再建支援法では住宅本体の建設には適用されないなど、制度の遅れが壁になっています。

 ご用聞きボランティアは、同センターが作成し、新聞折り込みなどで大きな反響が寄せられている公的支援制度の紹介リーフレットを、組をつくって被災者に直接手渡しながら対話します。被災者の要求や悩みにこたえながら、住民とともに国や行政に公的支援を求める運動にいかしていくとしています。

 ご用聞きボランティアは今月六日から十一日までの六日間。柏崎市長峰町一三の二六の同センター事務所(電話0257・20・0908)に午前九時までに集合。宿泊などの問い合わせは事前に同センターまで。



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