2007年8月4日(土)「しんぶん赤旗」
消費税増税
“民意に従いやめよ”
各界連、運営委開き討議
消費税廃止各界連絡会は一日、東京都内で運営委員会を開き、秋に向けた運動を討議しました。
嶋岡千年事務局長が、参院選では、貧困と格差を広げ、改憲と消費税増税へと暴走する安倍・自公政権に国民の厳しい審判が下ったと報告。秋に向けて、「消費税増税答申・法案を出させない」ために、追撃の大運動を全国津々浦々から巻き起こそうと提案しました。
討議では、参加者が「選挙では住民税増税と消費税増税が大きな関心だった」「消費税増税を出せないようにするチャンス、追撃の運動が大事だ」「消費税なくす会は、さっそく街頭宣伝にうってでた」などと語りました。
東京各界連からは六月下旬に、「消費税増税許しません」の意見広告を出したところ、著名な団体の代表が訪ねてきて、懇談し、増税反対で一致したと発言がありました。
また、東京土建と神奈川各界連は、秋に昨年を上回る増税反対のちょうちんデモや集会、年金者組合は、年金拡充、増税反対などをかかげて「年金者一揆」を準備していることが紹介されました。
会議では、「消費税増税の答申・法案を出させない」を運動目標に、千万人署名運動の具体化、地域各界連の強化、国会議員要請・自治体請願の強化、広範な団体への申し入れ・懇談などを確認し、「よびかけ」を出すことにしました。
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