2007年8月5日(日)「しんぶん赤旗」
2007年原水爆禁止国民平和大行進が広島に集結
「戦争も核兵器もない平和な世界を」と訴え歩いてきた二〇〇七年原水爆禁止国民平和大行進の東京―広島コース、富山―広島コース、四国―広島コースが四日、広島市の平和記念公園に到着し、約四百人が参加して集結集会を開きました。
広島のうたごえ協議会メンバーによる「青い空は」などの歓迎の歌と演奏が響き、各コースの行進者が笑顔で手を振りながら到着しました。
原爆記念碑に黙とうした後、佐藤光雄世界大会代表委員は「全国八割の自治体で十数万人が参加した平和行進は反核平和の中心的な取り組みです」とあいさつ、秋葉忠利広島市長のメッセージが紹介されました。
東京―広島コースを通し行進した竹田昭彦さん(67)=横浜市=や、切れ目なく行進を引き継いできたJMIU(全日本金属情報機器労組)行進団の鎌田明さん(58)=さいたま市=、全印総連行進団の佐藤拓孝さん(26)=江戸川区=、広島県内を通し行進した西野慶兼さん(42)=呉市=がそれぞれあいさつしました。
竹田さんは「九十一日間の行進は、ゼロ歳から九十五歳までが歩いた草の根の運動で、わくわくする毎日の連続でした。一日も早く核兵器のない平和な世界をつくるため、頑張ることを誓います」とのべました。
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