2007年8月9日(木)「しんぶん赤旗」
“原爆病院は命綱”
共産党代表 被爆者をお見舞い
原水爆禁止世界大会が開かれている長崎市で八日、日本共産党の代表が日赤長崎原爆病院と恵の丘長崎原爆ホームを訪問し、被爆者を見舞い、激励しました。
訪問したのは赤嶺政賢衆院議員、堀江ひとみ県議、山下満昭県委員長らです。
原爆病院では、進藤和彦病院長らと懇談。赤嶺氏らは、同病院が地域医療の拠点として被爆者の命綱となっていることをのべ、ねぎらいました。
病室で被爆者を見舞い、花を届けました。赤嶺氏が語りかけました。
恵の丘ホームでは約八十人の入所者、職員が歌で出迎えました。
現在、同ホームは、入所最高齢者は百六歳、一番若い人は当時、胎内被爆した六十一歳の男性と紹介がありました。
車いすの森山君子さん(89)は「私たちは朝夕、平和を祈り六十二年、耐えに耐えてきました。昨今の国内は右往左往の政治。是々非々を明解にして、真の平和の道を切磋琢磨(せっさたくま)してくださるようお願いします」とのべ、赤嶺氏と握手を交わしました。
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