2007年8月16日(木)「しんぶん赤旗」
湯沢市が非核・平和都市宣言
鈴木市長があいさつ
“世界に向け核兵器廃絶の声を”
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秋田県湯沢市が十五日、「非核・平和都市宣言」をしました。
同市役所前での宣言には、市議会議員や市民ら六十人余が参列し、市役所職員ら六十人余が並びました。正午に全員が黙とうしました。
鈴木俊夫市長が、「ここに市民の総意を結集し、核兵器廃絶の平和都市を宣言する」とプレートに刻んだ宣言を読み上げました。
鈴木市長はあいさつで、「核兵器を廃絶し戦争をなくすことは人類の願いです。終戦六十二周年の日に非核・平和都市宣言をしたことは歴史的意義があります。核兵器廃絶を全国、全世界に向けて大きく声を上げていきましょう」とのべました。
市町村合併前、秋田県内六十九の全市町村が非核宣言をあげていました。運動の一端を担ってきた同市三梨町の男性(82)は、新湯沢市の宣言に「感無量だ」と話していました。
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