2007年8月24日(金)「しんぶん赤旗」
緒方副委員長、政党代表と会談
韓国
ハンナラ党 院内代表
【ソウル=面川誠】韓国を訪問中の日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際局長は二十二日午前、韓国国会内で野党・ハンナラ党の金炯旿・院内代表と会談しました。金氏は昨年九月の第四回アジア政党国際会議の際にハンナラ党を代表して、志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団と会談しており、今回が二度目の日本共産党代表団との会談です。
金氏と緒方氏は、韓国と日本の対北朝鮮政策や今後の北東アジア情勢などについて意見を交換しました。緒方氏は、日本共産党と北朝鮮の関係についての質問に答え、日本共産党が堅持してきた自主独立路線を説明。参院選挙の結果の意味などを話しました。
民主新党 スポークスマン
日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際局長は二十二日午後、韓国国会内で与党・大統合民主新党の李洛淵スポークスマンと会談しました。李氏は緒方氏とは旧知の仲で、昨年九月にソウルで開かれた第四回アジア政党国際会議に参加した志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団と民主党指導部の会談に出席しています。
李氏と緒方氏は十月初旬に予定されている第二回南北首脳会談や、日韓関係と六カ国協議などについて意見を交換しました。また李氏は、大統領選挙に向けて激動する韓国政治情勢について説明。緒方氏は、「靖国派」が大敗した参院選挙の結果や最近の日本の政治状況について話しました。