2007年9月5日(水)「しんぶん赤旗」
新田原に米軍入るな
宮崎 日米共同訓練に抗議
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米軍再編に伴い、宮崎県新富町にある航空自衛隊新田原基地で日米共同訓練が四日に強行された問題で、「新田原基地の米軍使用反対!抗議集会」が同日午後、基地南側の高台で開催されました。百人以上が参加し、「米軍は、出ていけ」などと書かれた横断幕やプラカード、のぼり旗を掲げ、米軍訓練に強く抗議しました。主催は、憲法と平和を守る宮崎県連絡会。
抗議集会中も、戦闘機訓練による地響きのような爆音で、しばしば集会が中断されました。
日本共産党の仁比聡平参院議員が「日本を、アメリカとともに戦争する国に変えようとする安倍政権のたくらみに、国民は、参院選で審判を下し、自民党は大敗した。安倍政権に日米共同訓練を強行する資格はない。満身の怒りを込め、強く抗議する」と、あいさつしました。
日本共産党の吉田貴行新富町議が「米軍再編に反対するたたかいは、これからが本当の勝負。全国の米軍訓練反対運動と連帯し、頑張ろう」と呼びかけました。
福岡県と大分県の平和団体の代表が、連帯のあいさつをのべました。
シュプレヒコールで「米軍は、アメリカに帰れ」「共同訓練反対」「訓練は、すぐやめなさい」の声を響かせました。
新田原基地での日米共同訓練には、米軍から、F15戦闘機二機、兵員約二十人が参加しました。
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