2007年9月6日(木)「しんぶん赤旗」

参院

運営参加と質問保障を

共産・社民・国民 議長に申し入れ


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(写真)江田参院議長(右から2人目)に申し入れの文書を渡す共産党の小池晃参院議員団長(その左)ら野党3党の代表。左端は共産党の井上参院国対委員長=5日、国会内

 参院の日本共産党、社民党、国民新党の三会派は五日、共同で江田五月参院議長にたいし、少数会派の議会運営参加や質問の機会を十分保障するよう文書で申し入れました。これには、日本共産党から小池晃参院議員団長、井上哲士参院国対委員長が参加しました。

 申し入れは、議員が十人未満の会派にたいする議院運営委員会委員の割り当てや、本会議での質疑の保障を求めています。また、今度の臨時国会では、参院選や内閣改造以降初の首相の所信表明演説がおこなわれることから、当面は同演説にたいする質疑を保障するよう要請しています。

 山東昭子副議長とともに対応した江田議長は、「自分も小会派にいた経験があるので、ご苦労はよくわかる」とのべ、申し入れへの理解を示しました。そのうえで、「自分ひとりでは決められないことなので、議院運営委員長にもお伝えする」と述べました。

 三党は同日午後、西岡武夫参院議運委員長にも同様の申し入れをおこないました。


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