2007年9月13日(木)「しんぶん赤旗」
中越沖地震
第2次救援金手渡す
党新潟県委 3市村と7福祉施設に
日本共産党新潟県委員会は十二日、中越沖地震で全国から日本共産党に寄せられた募金を、被災した三市村と七福祉施設に第二次救援金として手渡しました。柏崎市と刈羽村には、小日向昭一県委員長、竹島良子県議、武田勝利県国会議員団事務所長、宮崎孝司柏崎市議、池田力刈羽村議が訪れました。
柏崎市では、若山正樹副市長に五百万円の目録を渡しました。若山副市長は「被災者に気持ちを伝えながら大事に使わせてもらいます。共産党には被災者の声を聞かせてもらい、提案もしてもらいありがたいと思っています」と述べました。
刈羽村には二百万円の目録を渡し、応対した酒井泉収入役は「中越地震で七割の世帯が被災し、今回も九割が被災した。こんなところは例を見ないくらい。刈羽村のことはあまり報道されない中、『赤旗』はしっかり伝えてくれている。貴重な義援金に感謝します」と述べました。
刈羽村では、半壊で修理に五百万円かかるという障害者福祉作業所「夢工房」(無認可)に現金を渡しました。同作業所の吉田哲也会長は「二回の被災でもうだめかと思った。私たちがやらないと頑張る人がいないので。ありがたく大事に使わせてもらいます」と話しました。
ひきこもりの人の支援のためのピアハウス「ぽぽたん」の長橋富美子代表は「ここを頼りにしている人もいて喜んでいる。今後の作業内容の充実のために生かさせてもらいます」と述べました。小日向氏は「復興で力を合わせて頑張っていきましょう」と激励しました。
十三日訪問する長岡市と出雲崎町を合わせ、今回総額千百二十万円の義援金になります。
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