2007年9月22日(土)「しんぶん赤旗」
原子力空母の横須賀入港
来年8月19日に
米海軍発表
神奈川原水協抗議
米海軍第五空母打撃群司令官が二十一日、米原子力空母ジョージ・ワシントンを二〇〇八年八月十九日に神奈川県横須賀基地に入港させると発表しました。日米両政府は、通常型空母「キティホーク」の後継艦としてニミッツ級原子力空母の〇八年配備計画を明らかにしていました。これにたいし、原水爆禁止神奈川県協議会は同日、抗議声明を発表しました。
声明は、米原子力空母の危険性が明らかになるなかで「横須賀市民、神奈川県民、首都圏住民の中に、さらに不安が広がっているなかで、この気持ちを逆なでする暴挙」と抗議しています。
さらに、横須賀市民の六割から七割が原子力空母は来ない方がいいと考えていること、米空母乗組員に妻を惨殺された被害者の裁判をはじめ米兵犯罪への裁判も進行しており、米原子力空母を多数の市民・県民が歓迎していない―ことをあげ、「原子力空母配備計画を撤回すべきである」としています。
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