2007年10月6日(土)「しんぶん赤旗」
インド洋 自衛隊撤退を
テロ特委員に 弁護士ら要望書
都内の若手弁護士たちが中心となって結成された「戻っておいで!自衛隊」法律家有志の会は五日、日本共産党はじめ各党の衆院テロ対策特別委員会委員らに、テロ特措法延長と給油新法案に反対し、自衛隊のインド洋からの引き揚げなどを文書で申し入れました。
同会事務局長の久保木亮介弁護士や、弁護士登録したばかりの若手弁護士ら十四人が東京都千代田区の衆院第一、第二議員会館の各議員事務所を訪問。「テロとのたたかいに役立っているか、重大な疑問がある。給油を受けた米艦船がイラク作戦に参加していることは明白な違法・違憲である」「テロ特措法は米軍の報復戦争の支援法で、集団的自衛権の行使を禁じた現行憲法と抵触する」などと訴える「要望書」を、関係議員に届けました。
要請後、衆院第二議員会館で報告集会を開催。
集会には、日本共産党の穀田恵二国会対策委員長、赤嶺政賢、笠井亮両衆院議員が出席。それぞれ国会情勢などを報告し、「ともにがんばりたい」と激励しました。
■関連キーワード