2007年10月22日(月)「しんぶん赤旗」
米軍攻撃、市民65人死傷
イラク首都東部 市街区域を包囲
【カイロ=松本眞志】駐イラク米軍は二十一日早朝、首都バグダッド東部のサドルシティーを攻撃し、市民十三人が死亡、五十二人が負傷しました。独立系「イラクの声」通信が報じたものです。
現地の病院関係者によると、攻撃には軍用ヘリコプターが参加し、四つの市街区域を包囲するように攻撃しました。米軍と武装集団による地上戦も行われたとされます。
攻撃直後、現場に救急車二十台がかけつけ、死傷者を搬送。犠牲者には女性や子どもも含まれています。攻撃を受けた地域では多くの住居や商店、駐車していた車も破壊されました。
■関連キーワード