2007年10月23日(火)「しんぶん赤旗」
偽装請負やめ正社員化を
厚労省に党と労働者申し入れ
日本共産党の国会議員団と偽装請負を告発してたたかう労働者らは二十二日、偽装請負の根絶と申告者の正社員化を求める緊急の申し入れを厚生労働省におこないました。
派遣労働や業務請負が増える中で、二重派遣や偽装請負などの法違反が激増しています。一方、会社側は偽装請負を申告した労働者の直接雇用を拒否したり、有期雇用に限定するなど、職場から追い出そうとする新たな事態もうまれています。
申し入れでは労働者が生々しい実態を告発。応対した岸宏一厚労副大臣は、「現場の声を直接、聞く機会を得られたことはありがたいこと」と述べましたが、具体的対応への言及はありませんでした。
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