2007年11月15日(木)「しんぶん赤旗」
温暖化防止へ即行動
海面上昇からツバル救え
「地球温暖化による海面上昇で、最初に沈む国といわれるツバルを救うために日本ができることは?」。南太平洋の島国ツバルの海面上昇の被害などをスライドや映像でリポートしながら、日本の温暖化ガス排出削減のために行動しようと訴える集いが十四日夜、東京都千代田区で開かれました。
ツバル援助にとりくむ市民団体「ツバル・オーバービュー」の遠藤秀一代表が、南太平洋の九つのサンゴ礁の島ツバルに暮らす人口約一万人の生活、文化や、海面上昇による海岸浸食と浸水、塩害のため主食のタロイモ畑・ヤシの木が受けている被害をくわしく報告。一刻も早く石油や石炭に依存した生活をやめ、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出を減らしていくことが大切だと訴えました。
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