2007年11月20日(火)「しんぶん赤旗」
政軍財癒着の解明を
京都 集会で井上議員訴え
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京都府北部の綾部市で、日本共産党の井上哲士参院議員を迎えた「日本の明日を語る集い」が十八日開かれ、府北部の各地域から二百人が参加しました。
主催は、日本共産党京都府委員会と衆院京都5区本部。
井上議員は、国会で焦点になっている政軍財癒着問題について、自らの証人喚問のやりとりを紹介しながら、疑惑の徹底解明こそ国会の最優先の任務と指摘しました。
国会の「ねじれ」現象にも触れて、国会がインド洋から海上自衛隊を撤収させるなど悪法を通さず、住宅本体への再建を支援する被災者支援改正法を成立させるなど、政治が前向きに動く状況になっていると強調しました。
井上議員は、自・公政治を変えたいという願いを託せるのは、大企業減税と軍事費にメスを入れ、アメリカいいなり外交からの脱却をめざす日本共産党以外にないことを強調し、総選挙での支援をよびかけました。
質疑応答では、「自立支援法をなんとかしてほしい」「米価対策、日本の農業を守る政策は?」「石油の高騰を何とかしてほしい」「深刻な医師不足の長期的な展望は」など、切実な質問が相次ぎ、井上議員と吉田さゆみ衆院京都5区候補がていねいに答えました。
参加者から「一方通行でなく、みんなの思いが聞けた」「総選挙では、共産党の支持をいっぱい広げたい」などの感想が出されました。