2007年12月7日(金)「しんぶん赤旗」

消費税増税とんでもない

「なくす会」が財務省に要請


 「消費税増税計画を撤回してほしい」―消費税をなくす全国の会は五日、財務省を訪れ、森山裕副大臣に要請書を手渡しました。梅村早江子事務局長をはじめ、神奈川の会や千葉の会からも参加しました。

 梅村事務局長は、切実な暮らしの声とともに、軍事利権をめぐる汚職事件に「国民の税金をなんだと思っているのか。消費税増税などとんでもない」の強い批判の声が広がっていると紹介。民意を無視した消費税増税は、計画そのものを中止すべきだと訴えました。

 神奈川や千葉から参加した会員は「原油の値上げによってハウス物のトマトがひとつ百八十九円にもなっている」「地域のお年寄りは後期高齢者医療制度による負担増に大きな不安をかかえている」と話しました。

 森山副大臣は、会には百四十三万八千人の会員がいますとの紹介に「ホー」と驚き、「要請は大臣に責任を持って伝えます」と答えました。

 要請には、日本共産党の大門実紀史参議院議員が同席しました。



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