2007年12月23日(日)「しんぶん赤旗」
“困ります 消費税増税”
共産党宣伝署名次つぎ
東京・新宿
「お給料が上がらないのに、どうして消費税増税って思う。私だけじゃなくてみんなそう思っている」。派遣社員の女性(28)はこう語って署名しました。
日本共産党消費税・庶民増税阻止闘争本部は二十二日午後、東京・新宿駅西口で宣伝し、「消費税の大増税に反対する」署名への協力を訴えました。佐々木憲昭・同本部事務局長(衆院議員)や谷川智行医師(衆院東京ブロック比例候補)らの訴えに、買い物客らが相次いで署名に応じました。
「十九年前の(一九八八年)十二月二十四日に、国会で消費税導入が強行された」と切り出した佐々木氏。「消費税の導入と増税には、大企業の負担を軽減したいという財界の思惑がある。日本共産党と力をあわせて財界いいなりの政治をただしていこう」と呼びかけました。
新宿に買い物に来た男性(74)は「来年から後期高齢者です。負担ばかり増えて大変です」と話しました。「その上、消費税なんて許せません。もうけている大企業が、もうけ相応の税金を払っていないなんてひどいね」
署名を呼びかけられ、「えっ、(消費税が)上がるの」と絶句した六十代の女性は、「これ以上増税されたら困る。税金の無駄遣いこそ改めるべきでしょ。おカネに汚くない共産党に頑張ってもらわないと」と署名に応じました。
佐々木さんの訴えを最後まで聞いていた男子中学生(15)は「食料品も上がっているけど、サラリーマンの給与は上がっていないんでしょ。暮らしが大変なのに、消費税を上げるのはよくない」と話しました。