2008年2月1日(金)「しんぶん赤旗」
「九条の会」、来月8日に講演会
会見で発表 小田実さんの志を受けつぐ
「九条の会」の小森陽一事務局長と小沢隆一・東京慈恵会医科大教授は三十一日、国会内で記者会見し、三月八日に「九条の会講演会・小田実さんの志を受けついで」を開くと発表しました。昨年、死去した「九条の会」呼びかけ人の一人で作家の小田実さんの追悼とともに、憲法九条を守り、生かしていくという趣旨で開催されるもの。「九条の会」が全国規模の講演会を開くのは二〇〇五年七月に東京・有明コロシアムで開いた講演会以来およそ二年半ぶりです。
講演会では、「九条の会」呼びかけ人のうち、劇作家の井上ひさし、作家の大江健三郎、憲法研究者の奥平康弘、評論家の加藤周一、作家の澤地久枝、哲学者の鶴見俊輔の六氏が講演。チェロ、ピアノの演奏も行われます。会場は東京・渋谷C.C.Lemonホール。正午開場、午後一時三十分開演で全席自由席。前売り券(千円)優先の先着順とします。
また同会は、六月二十一日には、岐阜市内で「憲法セミナー」を井上氏、元新聞労連委員長の明珍美紀さんを講師に開催します。
問い合わせは、「九条の会」事務局(電話 03・3221・5075)まで。
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