2008年3月18日(火)「しんぶん赤旗」
憲法署名100万人
北海道
北海道憲法改悪反対共同センター(山口康夫代表)は十七日、札幌市で記者会見し、憲法改悪反対を求める署名の当面目標としていた百万人を突破し、道内有権者過半数比で43%に到達したと声明を発表しました。
道共同センターは二〇〇五年二月以降、構成団体と地方組織を中心に、「地域共同センター」をつくり、「憲法改悪に反対し、九条を守り、平和のために生かすことを求める署名」の道民過半数(二百三十二万人)を目標に掲げ、当面百万人分の達成をめざし、地域で職場で草の根からの運動をすすめてきました。
山口代表は、十一日の集計で百万人を突破し、有権者過半数比で全国トップの到達になったと紹介。「道民のなかに憲法改悪に反対し、九条を守る世論をつくるうえで、一定の役割を果たしています」と強調しました。
九条改憲を狙う議員集団「新憲法制定議員同盟」に道内選出の町村信孝官房長官や中川昭一元自民党政調会長に加え、民主党の鳩山由紀夫幹事長が三月、顧問に就任、新たなせめぎあいとなっています。
「改憲派の策動は依然として、根強くすすめられています。この到達に一服することなく、一日も早く有権者過半数をやり切り、憲法九条を守る運動を広げていきたい」と意気込みます。
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