2008年4月3日(木)「しんぶん赤旗」
「靖国」上映中止問題
労組が相次ぎ抗議
ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」が自民党議員らの問題視によって上映中止に追い込まれている問題で、労組・民主団体は抗議声明や談話を相次いでだしています。
全教(全日本教職員組合)は二日、新堰義昭・国民共同局長の談話をだしました。学習指導要領が「愛国心」押しつけなど国家主義的で復古的な内容を盛り込んでいることなどと軌を一にした動きと指摘。政治介入や右翼の妄動による言論・表現の自由のじゅうりんに断固抗議し、上映に向けた決意をのべています。
JMIU(全日本金属情報機器労働組合)は二日、抗議声明を発表。政府・文化庁が政治圧力に屈せず、憲法と基本的人権を守る立場にたつよう求めています。重大な妨害事件がエスカレートしているとのべ、多くの抗議の声をあげようと呼びかけています。
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