2008年4月4日(金)「しんぶん赤旗」

「靖国」上映中止を批判

日本ペンクラブが声明


 ドキュメンタリー映画「靖国」の上映中止などについて、日本ペンクラブ(阿刀田高会長)は三日、「自由な表現の場の狭まりを深く憂慮し、関係者の猛省を促す」とする緊急声明を発表しました。

 声明文は、「靖国」のほか、日教組の教育研究集会や茨城県で開催予定だった家庭内暴力に関する講演会が中止に追い込まれたことに触れ、「反対意見の形で実質的に意見交換の機会を奪う動きや、面倒を恐れて自発的に場所の提供を渋る雰囲気がまん延している。公共言論空間を守るべきだ」と訴えています。

新聞協会民放連も

 日本新聞協会も三日、上映中止は看過できないとする斎藤勉・編集委員会代表幹事の談話を発表しました。日本民間放送連盟、日中友好協会も同日、抗議声明を発表しました。



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