2008年4月13日(日)「しんぶん赤旗」
9条世界会議
来月4〜6日
千葉・幕張メッセ 期待集まる
「世界の“共有財産”としての九条の価値を、世界の人々と共に見つめ直し、私たちに何ができるのか話し合いたい」―「9条世界会議」が五月四―六日の三日間、千葉・幕張メッセで開催されます。呼びかけ人も八十八人に増え、問い合わせも相次ぐなど集会の成功へ期待が集まっています。
「9条世界会議」は、経済同友会終身幹事の品川正治さんや作詞家の湯川れい子さんら多くの著名人が呼びかけ、昨年一月から実行委員会(約五十団体五十個人で構成)形式で準備をすすめてきました。
初日の四日は午後一時半から「九条を考える」全体会が開かれます。
基調講演を行うのは二人です。北アイルランド紛争の解決に尽力し、ノーベル平和賞を受賞したマイレッド・マグワイアさんと、一九九九年のハーグ平和会議を主宰したコーラ・ワイスさん(アメリカ)。
マグワイアさんは「紛争を暴力ではなく、対話によって解決する。日本の九条はそのような世界のモデルになる」と語っています。
実行委員会共同代表の池田香代子さん(翻訳家)、ガーナのNGO(非政府組織)関係者、コスタリカ、韓国の弁護士らも発言します。
夜のライブ「9ALIVE」では、趣旨に賛同するアーティストが出演。UAさん、加藤登紀子さん、原田真二さんなど顔ぶれも多彩です。
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