2008年6月11日(水)「しんぶん赤旗」
日本軍「慰安婦」
補償法案を提出
参院野党・無所属議員
日本共産党、民主党、社民党と無所属議員は十日、日本軍「慰安婦」への補償を行う「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を参院に提出しました。同法案の参院への提出は八度目です。
日本共産党の紙智子議員が発議者として名前を連ねたほか、日本共産党と社民党の参院議員全員が法案の賛成者となっています。
法案は、旧陸海軍の関与の下に、女性に対して組織的かつ継続的な性的な行為の強制が行われ、尊厳と名誉が著しく害された事実を踏まえて謝罪の意を表明。女性の名誉等の回復のための措置など必要な基本的事項を定めることにより、戦時性的強制被害者問題の解決の促進を図ることなどを目的としています。
内閣府に「戦時性的強制被害者問題解決促進会議」(仮称)を設置することも求めています。
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