2008年6月20日(金)「しんぶん赤旗」
医師不足の打開ぜひ
超党派議連 財務相に申し入れ
超党派の議員でつくる「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(尾辻秀久会長)は十九日、額賀福志郎財務相にたいし、医師不足対策の拡充や社会保障費の年間二千二百億円の抑制方針の見直しなどを求める申し入れを行いました。日本共産党から小池晃、山下芳生両参院議員が参加しました。
小池氏は、「現場では、医師もギリギリの状態で働いている。今、医師不足問題を打開するための転機にきている」と強調。山下氏は、公立病院の医師確保などに自治体が踏み出していることなどをあげ「国としても支援をしてほしい」と訴えました。
額賀財務相は、「(社会保障費抑制の)基本路線はあるが、医師不足など必要なところはしっかりやっていかなければいけない」と応じました。
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