2008年7月22日(火)「しんぶん赤旗」
“亡国政治”変革を
小池氏訴え 漁協幹部ら参加
宮崎・延岡
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日本共産党宮崎県北部地区委員会は二十一日、小池晃党政策委員長・参院議員を迎えて、衆院の小選挙区候補を立てない同県延岡市(宮崎2区)で「日本の前途を考える」と題した演説会を開きました。
会場の野口記念館には、七百人が集まり、共産党の政策に期待する漁協幹部や自民党市議らの姿も。
平田実元延岡市医師会長や田村貴昭、馬場洋光(宮崎1区重複)両衆院比例九州・沖縄ブロック候補があいさつしました。
小池氏は、低い食料自給率、使い捨ての働かされ方、地球温暖化などの問題で、原因はアメリカ言いなり、大企業優先の政治にあることを力説しました。
食料自給率の問題では、アメリカに従って輸入を自由化し、日本の大企業は自らの商品を輸出するために自由化を後押ししたと指摘し、「その結果が39%の自給率。亡国の政治だ」と自公政治を厳しく批判しました。解決策として党の農業再生プランを紹介しながら生産コストを保障し、関税をかけるなど国境措置を充実させることが必要だと訴えました。
小池氏は「アメリカ、大企業言いなりの政治ではない、新しい政治の中身を語る日本共産党を大きくしてください」と力を込めました。