2008年7月25日(金)「しんぶん赤旗」
ロマン・連帯掲げ前進を
市田氏、全労連大会であいさつ
日本共産党の市田忠義書記局長は二十四日、東京都内で開会中の全労連定期大会で来賓あいさつしました。
参院選後の政治の変化について市田氏は、日本共産党が「国民が自公政治に代わる新しい政治を探求する時代が始まった」と分析したことを事実で示していると指摘しました。
規制緩和から規制強化への動きが広がっている派遣労働をめぐる変化をはじめ、後期高齢者医療制度をめぐるたたかいや憲法をめぐる世論の変化に言及。全労連を先頭にした労働者や国民のたたかいがつくりだしたものだとのべ、「ここに確信を持って引き続き頑張ろう」とのべると、拍手が起こりました。
結成二十年を迎える全労連が、「資本からの独立」「政党からの独立」「一致する要求での行動の統一」を掲げて運動してきたことが情勢の変化をつくりだす力になっていることを強調。「結成時のスローガン『21世紀をつくるロマンと連帯の旗』を高く掲げて運動でも組織でも大きく前進してほしい」とのべました。