2008年7月26日(土)「しんぶん赤旗」

医師増員へ署名開始

医師・医学生 小池議員「ともに頑張る」


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(写真)記者会見する医師の本田宏さん(中央)と医学生(右3人)、同席した超党派の国会議員ら(左側、一番手前が小池議員)=25日、衆院第二議員会館

 「医療崩壊阻止!医師・医学生署名をすすめる会」の代表は二十五日、東京都千代田区の衆院第二議員会館で記者会見し、医師の大幅増員などを求める署名運動を開始すると発表しました。日本共産党の小池晃政策委員長(参院議員)をはじめ、自民や民主などの超党派の国会議員が同席しました。

 署名は、「加速せよ!医師増員、止めよう!医療崩壊」と題し、医師・医学生を対象としたもの。医師の本田宏さん(埼玉県済生会栗橋病院副院長)や医学生の宇敷萌さん(全日本医学生自治会連合25期中央執行委員長)ら五人が代表よびかけ人になっています。

 会見では、代表呼びかけ人の本田さんが、スライドを使って、日本の医師数が先進国の中で最低水準であることを詳しく説明。「医師不足が勤務医の過重労働を招き、医療崩壊を進めている」と訴えました。

 宇敷さんら三人の医学生も出席し、「医師の過重労働が放置されれば、患者さんに責任が持てなくなる。いい医者になるために署名を広げたい」などと決意をのべました。

 小池議員は「国民が医療崩壊を心配しているときに、医師や医学生がそれとたたかう運動に取り組むことは大きな励ましになります。社会保障費の二千二百億円削減方針の撤回も求め、みなさんとともにがんばっていきたい」とあいさつしました。



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