2008年7月29日(火)「しんぶん赤旗」
派兵恒久法 阻止必ず
国民救援会大会終わる
愛知県蒲郡市で二十六日から開かれていた日本国民救援会第五十四回全国大会は二十八日、「憲法改悪反対、自衛隊海外派兵恒久化法案を阻止しよう」などの大会スローガンや大会アピール、諸決議を採択、新中央役員を選出して閉会しました。
「えん罪の温床である代用監獄を廃止し、すべての捜査過程の可視化、記録化と証拠の事前全面開示を求める決議」などの特別決議も採択されました。
大会には約四百四十人が参加。討論では、三日間で約六十人が発言しました。ビラ配布弾圧事件や国公法弾圧事件、えん罪事件などの当事者や関係者も発言。東京・葛飾ビラ配布弾圧事件の被告・荒川庸生さんは、最高裁での再逆転勝利判決を勝ち取る決意を表明し、「次回の大会では勝利報告をしたい」とのべました。
新中央役員を代表して鈴木亜英(つぐひで)会長があいさつ。来年五月から始まる裁判員制度についてふれ、国民救援会の出番だと強調しました。
新中央役員は次の通り(敬称略)。
会長=鈴木亜英(新)、副会長=伊賀カズミ、稲生昌三、清水信之、本藤修、望月憲郎、安井純夫(新)、吉田きよ子、事務局長=瑞慶覧淳
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