2008年8月6日(水)「しんぶん赤旗」

補てんや元売り指導

原油高対策きめ細かく

共産党沖縄県委が政府要請


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(写真)原油高騰対策を申し入れる党沖縄県委員会・同地方議員団。(右端から)田村貴昭衆院比例九州沖縄ブロック候補、赤嶺政賢衆院議員=5日、衆議院第一議員会館内

 日本共産党の沖縄県委員会・同地方議員団(嘉陽宗儀団長)は五日、福田康夫内閣総理大臣に対し、「原油高騰への対策を求める政府要請書」を提出。経営難にあえぐ中小企業、農林漁業へのきめ細やかな支援策を強く要望しました。

 今回の要請は、先の沖縄県議会で全会一致で可決された「原油高騰対策に関する決議」をもとに、県民の切実な声をただちに政府に届けたものです。

 要望書は、離島県・沖縄は原油価格高騰による甚大な影響を受けているとし、「政府が今行っている原油高騰対策だけでは不十分。中小業者の業種別の価格高騰分の補てんをはじめとするきめ細かな支援策が緊急に求められる」としています。

 ▽投機資金の原油などへの流入を防止するための規制や監視措置をする▽石油元売りなどに対し調査・監視・指導を強化する――など抜本的な対策を要請しています。

 応対した内閣府大臣官房総務課の担当者はこうした要望がたくさん上がっているとし、「要望を早めに整理して総理に届けたい」と答えました。



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