2008年8月8日(金)「しんぶん赤旗」
“米軍機の騒音大きい”
井上参院議員 小松基地を視察
石川
日本共産党の井上哲士参院議員が六日、石川県小松市にある航空自衛隊小松基地(石野貢三司令=空将補)を視察しました。小泉親司・元参院議員、山口のりひさ衆院北陸信越比例予定候補、佐藤まさゆき同比例予定候補(石川1区重複)らが同行しました。
石野司令、山内修・監理部長、坂外志雄・基地対策専門官が応対。基地概況や管制塔とF15戦闘機についての説明がありました。
同基地では米軍再編にともなう日米共同訓練が二〇〇七年五月に行われ、今年二月の二回目の訓練は米軍機事故で延期・中止となりました。
井上議員らは、市民団体の調査で米軍機の騒音が格段に大きいことがわかったと指摘。基地側は「米軍機の場合、予備タンクをつけており、運用の違いによると思うが、騒音については増えたとは認識していない」と説明しました。
石野司令らは、ロシア軍機の南下による緊急発進(スクランブル)回数が増えているとし、「F15にはクラスター爆弾の搭載能力があるのか」との問いに、「うちで答えられない」としました。
今後の日米共同訓練の日程については、「示されていない」とのべました。
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