2008年9月1日(月)「しんぶん赤旗」

厚生年金保険料

9月分から値上げ


 サラリーマンなどが加入する厚生年金の保険料が、九月分から上がります。二〇〇四年に自民、公明両党が強行した年金改悪で決められたもので、同年十月から毎年実施されています。

 引き上げは、十月給与の天引き分から実施され、現行の保険料率14・996%が15・350%に上がります。

 保険料は労使で折半して負担するので、労働者本人の保険料率は7・675%です。年収五百万円のサラリーマンの場合、年間約九千円の負担増となって家計にのしかかります。

 〇四年の年金改悪では、厚生年金の保険料を十四年間毎年値上げし、一七年度に18・3%まで引き上げることが決められました。負担増の総額は、一人あたり平均で百万円を超えます。



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