2008年9月23日(火)「しんぶん赤旗」

人間らしく働きたい 10・5全国青年大集会

各地でシール投票・アンケート

毎日2時間 サービス残業
有休取れず 上司は無責任


広島

 全国青年大集会二〇〇八を成功させる広島連絡会(略称=GJねっと)は二十一日、広島市中区で街頭宣伝をしました。

 九人が参加し、広島青年ユニオンの木下克己書記長がハンドマイクで「若者の二人に一人が不安定雇用です。一方、正規の人は低賃金と長時間労働で苦しんでいます。安心して働くための当たり前のルールを、力を合わせて守らせましょう」と訴えました。

 アンケートに「有休が取りづらい。上司が無責任」と回答した事務職の女性(27)は「面倒見のいい上司と、丸投げの上司がいる。若い人を大事にしてほしい」と話していました。

愛媛

 日本民主青年同盟愛媛県委員会(大嶋慶太委員長)と日本共産党中予地区委員会(山本久夫委員長)は二十一日、松山市の大街道千舟町口で街頭宣伝し、道行く青年から、職場の悩みや要求などを聞くアンケートなどに取り組みました。

 田中克彦衆院比例四国ブロック予定候補(愛媛1区重複)が「労働者派遣法の抜本改正で若者が希望を持って働ける社会をつくろう」と訴えました。五人の青年がアンケートに回答しました。心身の健康や将来に不安をおぼえると答えたり、毎日二時間残業しているが、残業代は一切支払われないと話す青年がいました。

 大嶋委員長は「全国青年大集会にむけて、百人からアンケートを集めて『黒書』を作成したい」と話します。

 「うるさい」と宣伝を批判していた青年(23)が、訴えを聞いて「僕は正社員だけどボーナスも残業代も出ない」と話していました。



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