2008年10月18日(土)「しんぶん赤旗」
労働条件是正「すごい」
青年ら共産党に共感 「かえるネット」東京で宣伝・対話
民青同盟員や若者たちでつくる「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」は十七日、渋谷駅前で宣伝しました。
民青同盟の田中悠中央委員長は、「日本共産党の志位和夫委員長は、国会で派遣雇用について政府を追及してくれました。共産党と一緒に政治を変えましょう」とハンドマイクで呼びかけました。
総選挙で実現してほしいことを聞くシールアンケートによる対話では、スーパーマーケットに就職し四年目という女性が、「正社員なのに、月給制から時給制に変えられ、手取りが十三万円に下がりました。一人暮らしできません」と打ち明けました。共産党が劣悪な労働条件の是正を訴え、キヤノンで派遣を直接雇用に切り替えさせたことを伝えると「すごいですね」と共感していました。
二十四歳の女性は「サービス業だけど、一日十三時間働き、残業代も出ない」と言います。「いままで、選挙には行っていなかった。これを読んで考えます」とパンフを受け取っていきました。
かえるネットの若者は「『蟹工船』を書いた小林多喜二のように、戦争に反対し国民が主人公の社会をつくろうと、命をかけてたたかっていたんだ」と説明。男性は「勉強になったよ。ありがとう」とうなずいていました。
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