2008年10月27日(月)「しんぶん赤旗」
神奈川県労働者・青年交流決起集会
雇用守るたたかいと選挙勝利を一体に
志位委員長が訴え
日本共産党の志位和夫委員長は二十五日、横浜市戸塚区での「全県労働者・青年交流決起集会」に参加し、日本共産党の存在意義にかけて総選挙勝利をつかみとろうと訴えました。
志位氏は、党委員長・比例予定候補者としての決意を語り、いまの情勢をどうとらえ、どう活動するかをのべ、流動的な情勢の中で、日本共産党の役割が輝きを増しており、これをどんどん国民に語ろうと呼びかけました。
そのうえで志位氏は、「労働者と青年の動向が、選挙の帰趨(きすう)を大きく左右する」と指摘。労働問題を正面にすえてたたかう党の選挙戦の画期的な意義をのべ、「たたかいを広げながら、選挙にとりくむ姿勢が非常に大事だ」と強調しました。
さらに、いま、バクチ資本主義、カジノ資本主義が破たんしたもと、トヨタがなお一兆円以上の黒字を見込みながら、大リストラに踏み出していることを批判。「大企業は、景気のいいときは、正社員を減らして、期間工や派遣に置き換えてもうける。景気が悪くなったら、期間工や派遣を『調整弁』のように切り捨ててもうける。大企業は、社会的責任果たせ、雇用の責任を果たせと大いに求めてたたかおう」と訴えました。
志位氏は、こうした雇用を守るたたかいと選挙勝利を結び付けて一体にたたかうことの重要性を力説し、「労働者の力、ここにあり。若者の力、ここにありという結果を、ぜひ出したい。ともにがんばろう」と訴え、大きな拍手に包まれました。
志位委員長の発言に先立って、労働者、青年の代表がこの間の宣伝、支持拡大などの経験を交流しました。
横浜北青年後援会の釘宮愛子さん(29)は「志位さんの話を聞いて比例は共産党と訴えやすいと思った」とのべ、横浜市鶴見区労働者後援会の山崎恵介さん(57)は「正規も非正規も連帯して働くルールをつくろうと訴えながら選挙をたたかいたい」と語りました。
■関連キーワード