2008年11月12日(水)「しんぶん赤旗」
「給付金」評価せず5割超
内閣不支持が支持上回る
世論調査
新聞、テレビ各社が今月上旬に実施した世論調査で、麻生内閣の支持率が前回(十月)より下落し、内閣発足後初めて不支持率が支持率を上回りました。
「朝日」十一日付の世論調査で内閣支持率は37%(前回比4ポイント減)と内閣発足後初めて三割台になり、不支持率は41%(同3ポイント増)にのぼりました。「読売」四日付の世論調査でも支持率40・5%(同5・4ポイント減)、不支持率41・9%(同3・3ポイント増)と逆転。JNNの世論調査(八、九両日実施)では、不支持率が50・6%(同3ポイント増)で支持率47・1%(同4ポイント減)を上回りました。
また麻生内閣が「追加経済対策」の“目玉”と位置付ける総額二兆円規模の「定額給付金」については、「(必要な政策だと)思わない」63%(「朝日」世論調査)、「評価しない」58・1%(共同通信社世論調査=八、九両日実施)、「評価しない」57・9%(NNN世論調査=七〜九日実施)といずれも五割強。「必要だ」「評価する」は二割から三割にとどまりました。