2008年11月28日(金)「しんぶん赤旗」
志位委員長が本社に解雇撤回を申し入れ
いすゞ工場前で報告
期間社員から「ありがとう」
栃木
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日本共産党の塩川てつや衆院議員と小池一徳衆院北関東比例予定候補は二十七日早朝、栃木県大平町のいすゞ自動車栃木工場門前に立ち、志位和夫委員長が同社本社に対し、期間・派遣社員全員解雇の計画撤回を申し入れた(二十六日)ことを労働者に知らせました。
午前七時からの宣伝行動は反響をよび、「(解雇予告通知は)ひどいっすね」「頑張っていますね」と多くの労働者が声をかけてきました。「契約期間満了までは寮に住めるようにする」と回答したことなどを知らせるビラが次々と手渡され、一時間で約六百人に渡されました。
期間社員からは「寮の退去日が延長され、うれしいです。ありがとうございます。みんなに知らせます」との声が上がりました。
塩川議員は「株主への配当は増やそうとしながら、期間社員との労働契約は一方的に破棄する会社の姿勢は断じて許されない」と批判。小池予定候補は「労働者の雇用を守るために全力をあげます。相談事があったら寄せてほしい」と訴えました。
宣伝には大平町の大森博視、岩舟町の富田清両町議ら十人が参加しました。
「がんばれ」のメールとどく
神奈川
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日本共産党の、はたの君枝衆院南関東比例予定候補は二十七日早朝、いすゞ自動車藤沢工場(神奈川県藤沢市)門前で、志位和夫委員長とともに違法解雇の撤回を本社に申し入れたことを知らせました。
本社が「辞めたくないと申し出があれば話し合いに応ずる」「契約期間満了まで寮にいてもよい」と回答したことを紹介し、「声を上げていきましょう」と呼びかけました。
ビラを見た労働者から「朝早くから期間工や派遣のために活動していただきありがとうございます。四年近く働いてきたのに最後はこんな感じで終わりたくありません。頑張りますので共産党さんも頑張ってください」とのメールが寄せられました。
工場と最寄り駅前の宣伝には渡辺ちか子衆院神奈川12区予定候補、柳沢潤次、加藤なを子両藤沢市議、松本春男綾瀬市議、沼上常生党湘南地区委員長らが参加し、ビラ千六百三十五枚を配布。自転車に乗った労働者が手を伸ばして受け取るなど注目を集めました。
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