2008年12月7日(日)「しんぶん赤旗」
「派遣切り」に反撃
全労連が非正規シンポ 雇用守る運動交流
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「すべての働く人のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を」と、非正規切りに反対し、正社員化や均等待遇の実現をめざすシンポジウムが六日、東京都内で開かれました。全労連の非正規雇用労働者全国センターの主催。
大黒作治全労連議長は、非正規切りに対して労働組合に入って立ち上がる動きをあげ、「無慈悲な資本の攻撃に反撃が始まっている」と強調。正社員化などで安定雇用を増やし、内需中心の経済転換を呼びかけました。
広木道子CAWネットジャパン代表、自由法曹団の平井哲史弁護士が講演。平井氏は、低賃金の非正規に置き換えてもうけてきた大企業の非正規切りの不当性を指摘し、雇用を守ろうと訴えました。
正社員化では、郵産労の代表が五千七百人の正社員登用が実現したと報告。非正規の実態について、「年収は二百万円に満たず、正規と同じ仕事をしていても生活ができない」と指摘しました。
均等待遇の到達度調査をもとに、来春闘で正規への登用制度などを求めていくと表明したのは生協労連の代表。自治労連の代表は、ILO(国際労働機関)への要請で、「賃金は八年間、一度も上がらず正規の四分の一。短時間勤務を理由に差別されている」などと実態を伝えてきたと語りました。
東京地評の代表は、首都圏の最低生計費を試算し、二十代の単身で月二十三万三千八百一円(税込み)と指摘し、最低賃金の引き上げなどを求めました。
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