2008年12月23日(火)「しんぶん赤旗」
トヨタ九州門前で宣伝
共産党と民青同盟 労働者を激励
日本共産党福岡県委員会、直鞍地区委員会、民青同盟福岡県委員会は二十二日、福岡県宮若市のトヨタ九州北門前で、二度目となる労働者激励宣伝を実施し、アンケートを配布しました。
小雪がちらつくほど冷え込むなか、二十四人が参加。出退勤中の労働者に、横断幕やプラスターを掲げ、「トヨタは雇用を守る社会的責任を果たせ」と訴えました。ビラを受け取り、すぐにカバンにしまう労働者が目立ちました。
トヨタ九州は今夏、七百八十人の派遣など非正規労働者を解雇し、全国的な大量解雇の“引き金”を引いた企業。宣伝に視線を送った正社員の男性(27)は「あすはわが身だ…」と言葉少なに語りました。
宣伝では、田中みゆき、小林とき子の両衆院九州・沖縄比例候補らがマイクを握り、「みなさんの生の声が政治を動かします。悩みや実態、政治への思いをアンケートに寄せてください」などと訴えました。
派遣労働者の男性(27)は全国的な大量解雇について、「国が派遣法をいじったからでしょう…。これを変えないといけないと思う」と話していました。
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