2008年12月26日(金)「しんぶん赤旗」
失業者に住宅提供を
党都議団 知事に申し入れ
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日本共産党東京都議団は二十四日、住居を失った失業者に都営住宅を提供することなど三点について石原慎太郎東京都知事あてに申し入れました。渡辺康信都議団長、曽根はじめ、大山とも子、清水ひで子、松村友昭、たぞえ民夫、かち佳代子の各都議が出席。
申し入れは、非正規労働者は、雇い止めとともに住まいを失う人が少なくないとして(1)住居を失った失業者に対し、国土交通省の「通知」に基づき都営住宅など公的住宅使用の受け付けを始める(2)雇用や福祉などの相談に対応する窓口を年末年始も開き、受け付ける(3)臨時職員の緊急雇用など緊急雇用対策をただちに実施する―ことなど、関係部局が連携して対応するよう求めました。
知事本局の大井泰弘総務部長は「十八日の記者会見で、知事も雇用対策については緊急にしなければならないといっているので、各局に伝えやれることはやりたい。申し入れ内容は知事に伝えたい」とのべました。
産業労働局の小田昭治雇用就業部長は、相談窓口について「考えている」とのべました。
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