2008年12月26日(金)「しんぶん赤旗」
ラジオ番組 小池氏が出演
選挙で増えて この国変えて
ミッキー安川氏が激励
日本共産党の小池晃政策委員長は二十四日、ラジオ日本「ミッキー安川のずばり年末総決算」に生出演し、リスナーからの質問に答えながら、安川氏と約一時間半にわたり対論しました。
小池氏が安川氏の番組に出演するのは三回目です。安川氏は、小池氏の登場には多くの反響があったと振り返りながら、「今度の選挙でおたくの党がばんばん増えて、この国を新しいスタイルに変えてくれたらありがたい。私、後期高齢者ですから」と語りました。
番組中、リスナーから「党名を変えないのか」「国会議員の給与を下げては」「障害者自立支援法をどう思うか」など、多数の質問が寄せられました。「総選挙後、民主党との政権に参画するのか」との質問に対し、小池氏は「どういう政権が生まれたとしても、私たちは民主党に対し、いろいろなことを提案します。後期高齢者医療制度の廃止や失業対策、年金をもっとしっかりしたものにするなどですね。ただ、政権というのは全部のことを一緒にやらなければいけません。(一致していないのに連立政権を組めば)野合になる。私たちはいまの政治を変える対抗軸を持っていますが、民主党は持っていません」と答えました。
安川氏が「いつまでたっても政権がとれないではないか」とコメントしたのに対し、小池氏は「われわれの訴えが少しずつ広がっていると思っています。今度の選挙で伸ばしてもらえば(民主的政権への)第一歩になる」と述べました。小池氏が「政権交代しても、中身が変わらなければ何の意味もない」と述べると、安川氏も「そうそう、そのとおり」と応じました。