2008年12月28日(日)「しんぶん赤旗」

解雇の労働者に果物支援

山形県農民連


写真

(写真)支援の果物を運ぶ山形県農民連の人=26日、山形市

 山形県農民連は二十六日、年の瀬を迎えたのに突然解雇され、住む家まで奪われた労働者に支援の食料を発送しました。

 年末年始に東京で開設される、解雇された労働者を支援する「年越し派遣支援」について、全国農民連からの要請に応えたものです。

 山形県農民連は、第一次分として、山形地方農民連、天童産直センターからリンゴ「フジ」八箱、洋ナシ二箱、庄内産直センターがラ・フランス二十箱を送りました。今後二次として置賜、北村山、最上の農民連も、支援の農産物を送る準備をしています。

 県農民連の洞口昇一事務局長は、「突然解雇された非正規労働者の問題は、その人たちだけの問題ではありません。農民が抱えている問題、国民の苦難も根っこは同じです。私たちにできることをやろうと呼びかけました。引き続き支援に取り組みます」と話しています。



■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp