2009年1月6日(火)「しんぶん赤旗」
生活破壊・戦争協力反対
共同行動大きく
5・3憲法集会実行委が院内集会
志位委員長があいさつ
二〇〇九年5・3憲法集会実行委員会は五日、国会内で、通常国会開会日にあたり、「生活破壊と戦争協力を許さない」と集会を開き、百三十人が参加しました。
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主催者あいさつした高田健氏(許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局)は、「解釈改憲による憲法破壊や憲法審査会始動の動きを許さないため、共同行動をさらに大きくひろげよう」と訴えるとともに、同実行委が初めて「生活破壊反対」のスローガンを明確にしたとのべ、九条と二五条を中心とした憲法三原則を実現するための運動をと提起しました。
あいさつした日本共産党の志位和夫委員長は、アメリカの一国覇権主義が破たんしたもとで、戦争放棄をうたった憲法九条が世界の羅針盤になっていると強調。派遣自由化の“政治災害”によって二五条の生存権を無視した派遣切りが横行する中で、二八条が保障する労働三権を行使して労働者が立ち上がったと指摘。「九条、二五条、二八条を結び合わせて壮大な国民運動をつくる年にしましょう」とよびかけました。
参加した各団体の代表が発言し、「工場前宣伝や街頭相談などで労組をつくり派遣切りとたたかおうと運動してきた」(憲法会議)「イラク、アフガニスタンからの米軍撤退と日本の戦争協力をやめさせるとりくみが大事になっている」(女性の憲法年連絡会)と発言しました。
共産党からは志位委員長のほか衆・参国会議員七人が参加し、社民党から重野安正幹事長らが参加しました。
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