2009年1月6日(火)「しんぶん赤旗」
「派遣村」労働者を激励
共産党都議団 受け入れ施設訪問
日本共産党東京都議団は五日、「年越し派遣村」の労働者を受け入れた都内三施設(中央区の京華スクエア、十思スクエア、練馬区の東京都石神井学園用体育館)を訪ね、激励しました。
京華スクエアでは曽根はじめ、清水ひで子、小竹ひろ子の三都議と、桑名文彦都議予定候補(中央区)、中島つかね衆院東京2区予定候補、党中央区議団が労働者を迎えました。
同施設には派遣村から七十八人が移ってきました。日雇いの仕事をつなぎながらネットカフェで生活していたという男性は「きょう、暖かいところで寝られるのはありがたい。まず生活保護を申請し、就職相談をしたい。どれだけ求人があるかわからないし、生活保護が受けられるか不安です」と話していました。
吉田信夫都議団幹事長は解雇された派遣労働者たちの生活保護申請を受け付けている千代田区役所を訪問し、支援活動をしているボランティアたちを激励しました。石神井学園用体育館には松村友昭都議と岸良信衆院東京9区予定候補、党練馬区議団が訪問しました。
東京都と区が厚労省と連携して「派遣村」労働者の受け入れのため四施設を用意。十二日まで合計五百人を受け入れ、弁当の提供や就労・生活の相談にのることにしています。
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