2009年1月7日(水)「しんぶん赤旗」
坂本政務官の罷免要求
市田書記局長 「政治災害に無反省」
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日本共産党の市田忠義書記局長は六日、坂本哲志総務政務官が年末年始を「年越し派遣村」で過ごした人たちにむかって「本当にまじめに働こうとしている人たちか」などと発言したことについて、「国会議員の資格が問われる重大な発言だ。政務官の資格がまったくない。罷免が当然だ」と述べ、同政務官の罷免を求めました。国会内で記者団の質問に答えました。
市田氏は「自分たちの政治がつくり出した『政治災害』の被害者にむかって言う言葉か。寒空に住むところも食料もなくなったのは、働いている人には何の責任もない。企業の一方的な都合と、(首切りを容易にした)労働法制の規制緩和が原因だ。それへの反省もせずに、『まじめに働こうとしている人か』などと、よくもそんなことがいえたものだ」と厳しく批判しました。
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