2009年1月8日(木)「しんぶん赤旗」
離職者20人臨時雇用
緊急対策本部を設置
秋田・湯沢
秋田県湯沢市は六日、緊急雇用対策本部(本部長・鈴木俊夫市長)を新たに設置し、雇い止めされた離職者二十人を市として臨時に雇用する緊急雇用創出事業などを決めました。
同本部は、同雇用創出や小規模修繕工事の前倒し発注、同市の中小企業等融資あっせん制度の一般事業資金の融資枠を千五百万円から二千万円への拡充などの総額一億一千四百七十三万円に上る緊急経済雇用対策をまとめました。同市は今月開く臨時市議会に一般会計補正予算案を提案します。
緊急雇用創出事業は、派遣社員や契約社員の今年度の非自発的離職者を一時的に市として雇用(臨時または業務委託)するもので、雇用期間は最大一年、雇用者数は「二十名程度」です。
同市内では、誘致企業七社などが三月末までに派遣社員や契約社員など二百二十九人を雇い止め、解雇する見通しです。
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