2009年1月20日(火)「しんぶん赤旗」
雇用・生活 どう守る
志位委員長、全労連と懇談
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日本共産党の志位和夫委員長は十九日、東京都文京区の全労連本部を訪れ、「派遣・期間工切り」など大企業による雇用破壊をはねかえし、雇用と生活をどうやって守っていくかについて懇談しました。全労連から大黒作治議長、生熊茂実副議長(JMIU委員長)らが応対。党から浦田宣昭国民運動委員会責任者が同席しました。
志位氏は、今回の事態は政治が招いた「政治災害」であり、政府の責任で対策を取らせることが重要だとのべました。現行法に照らしても違法な状態が横行しており、行政指導を強化させることをはじめ、これ以上の雇用破壊を許さないたたかいを強調しました。
生熊副議長は、いすゞ自動車のたたかいを紹介し、各地で非正規労働者が立ち上がり、解雇撤回など動かしていると報告。政府に抜本的な対策をとらせることを指摘しました。
解雇・雇い止めされた労働者への緊急対策や労働者のなかで日本共産党への期待が高まっていることも話題になり、引き続き奮闘することを話し合いました。
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