2009年1月23日(金)「しんぶん赤旗」
要求と国会論戦結び
党国会議員団、労組らと懇談
日本共産党国会議員団と労働組合・民主団体との懇談会が二十一日、国会内で行われました。
日本共産党から国会議員十人が参加し、こくた恵二国対委員長があいさつしました。こくた氏は、「みなさんといっしょに運動したことが力になっている」として、命やくらし、雇用を守るたたかいなどで、「社会的連帯で反撃し、今国会でみなさんの運動と連携した論戦を進め、総選挙をたたかっていきたい」とのべました。
国民大運動実行委員会の今井文夫事務局長は、構造改革の破たんが明確になったもとで、国民負担増や外需依存経済から本格的な転換を求めるたたかいの方向を報告。「現場の要求と国会論戦を結びつけるとりくみが重要だ」と語りました。
懇談では各団体から多数の発言がありました。いすゞの解雇撤回について、今後「大企業の社会的責任を果たさせる運動をしなければならない」との意見がでました。後期高齢者医療制度について、年金天引きされていない普通徴収者の約一割が保険料を滞納している問題で、「資格証明書を発行させないたたかいをしたい」との発言がでました。
「年越し派遣村」で診察を受けた人の99%が無保険だったと紹介され、「無保険状態の解消、窓口負担を引き下げるとりくみを」との意見がのべられました。青年の深刻な現状について、「命と仕事を守り、国のやり方はおかしいの声を青年の中に広げたい」と語られるなど、院内外でたたかう決意が表明されました。
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