2009年2月13日(金)「しんぶん赤旗」
肝炎患者支援
超党派で法制定を
患者らと志位委員長が懇談
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日本共産党の志位和夫委員長と高橋ちづ子衆院議員は十二日、国会内で、全国に三百五十万人以上いると推定されるウイルス性肝炎患者・感染者の救済と、肝炎患者支援法の制定などを求める患者らの要請を受け、懇談しました。
B型肝炎から肝臓がんになった患者は、治療費が毎月五万円を超え、年金はそれでなくなり、体も経済的にも大変な実態をのべました。
息子を三十二歳で亡くした母親は、母子感染と医者から言われ、自分を責めていたが検査の結果、B型肝炎ではなく、集団予防接種に原因があるとわかり、国は責任を認め、あやまってほしいと、運動に加わったと話しました。
薬害C型肝炎全国原告団の山口美智子代表は、「肝炎問題は終わっていない」として、肝炎患者を救う恒久法をつくるため、「ずっとぶれない共産党」への期待を語りました。
志位委員長は、父親をC型肝炎で亡くしていることにも触れ、ウイルス性肝炎は医療が原因という点から国に責任のある最大の国民病であること、その解決は超党派で取り組むべきもので、そのために知恵と力を尽くすと語りました。
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